2014年 秋季慰霊祭のご報告
平成26年10月25日(土)、すがすがしい秋晴れのもと、秋季慰霊祭を執り行いました。
慰霊祭には、国会議員・地元府議会・市会議員、自衛隊、遺族会、諸団体、一般参加者等、300名を越える皆様の参列を頂きました。
慰霊祭は、国歌斉唱にはじまり、陸上自衛隊第36連隊隊員による「国の鎮め」の吹奏、参列者全員による黙祷が行われ、本門佛立宗清風寺のお住職はじめ30名の僧侶による読経が行われました。
吉川理事長が、当陸軍墓地に埋葬または納骨されている将兵への慰霊追悼と私たちが平和で豊かな生活を享受しているのも、過去幾多の国家の危機にあたり、各戦役で尊い命を捧げられた方々に感謝の意を祭文で捧げた後、大阪府遺族連合会の岡倉会長による追悼の言葉が述べられました。
各来賓による焼香の後、参列者による焼香が行われました。
式典終了後、管理棟において、当陸軍墓地並びに納骨堂の調査・研究を行ってこられたNPO法人旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会理事長の小田康徳先生を講師に招聘し、「真田山陸軍墓地納骨堂の調査から見えてきたもの」とのテーマで講演会を開催しました。(参加者約40名)
また、午後2時前より納骨堂正面祭壇前において、現在、生け花の可能性を追求し、国内外で精力的に活動されている未生流笹岡家元 笹岡隆甫氏が、当法人の活動に賛同頂き、戦没者に対する慰霊追悼と平和への祈りを込めて、「生け花奉納」を執り行われた。
前日には、自衛隊や天王寺区地域女性団体協議会、諸団体から、230名を超えるボランティアの皆様の協力を頂き、墓地清掃および約5,100基の全墓碑への供花を行い、慰霊祭の準備を行いました。